sun&beach OM-1 正直レビュー|低月齢では使えなかった「1本目」が、半年後にいちばん頼れる抱っこ紐になった

sun&beachの抱っこ紐のイラスト、正直レビュー 買ってよかったグッズ

抱っこ紐って、産前に「これ!」と決めて買っても、その通りに使えるとは限らないですよね。

以前の記事で何度か「産前に買った普通の抱っこ紐が、うまく使えなかった」と書いてきました。その抱っこ紐の正体が、今日紹介するsun&beach(サンアンドビーチ)のOM-1日本製(Made in Japan)の抱っこ紐です。

先に結論を言うと、新生児期・低月齢のころはまったく使いこなせませんでした。でも半年が過ぎた今、外出時にいちばん頼れる1本になっています。「買ってすぐ使えなかったのに、今はいちばん好き」という不思議な1本の話を、正直に書きます。言ってしまえば、宝の持ち腐れ期間・約半年です。

産前に選んだ理由:とにかく「軽さ」を最重視しました

妊娠中、抱っこ紐選びでわたしが一番こだわったのは軽さです。高齢出産で体も疲れやすいだろうと思っていたので、ただでさえ重くなっていく息子+重い抱っこ紐は避けたかった。

検討したのはこのあたりでした(重さは調べた当時の目安です)。

  • sun&beach OM-1:約550g
  • ディディモス:確認した1種類は510g。レンタルができたので、夫が借りて試してくれました
  • Nuna(カドルクリック):ベビーカーをNunaにしたので(実機レビュー)、マグネットタイプの装着も楽そうで最初は候補筆頭。でも本体だけで1kg超え
  • エルゴベビー(オムニブリーズ):いまや「抱っこ紐といえば!」のオムニブリーズ。ネット通販ではセールの常連で、手が届きやすいタイミングもありそうですし、みんな使っていて使いやすそう。でもこれも1kg弱

というわけで、軽さでsun&beachとディディモスの2択に絞り、最後はsun&beachが日本製で、日本人の体型に合わせた設計になっていることが決め手。日本製だから、小さめ・小柄さん・細めのママにも合いやすいんです。柄がとにかく可愛くて人と被らなかったのも大きなポイントでした。赤ちゃんの理想姿勢(足はM字・背中はCカーブ)がちゃんと作れると書いてあったのも安心材料です。

ちなみに現行型は、新生児(生後2週間〜)から新生児インサートなしで使える仕様になっています(対象月齢・条件は公式サイトで最新をご確認ください)。

生地にもこだわりがあって、外側はメッシュ、肌に触れる内側はオーガニックコットン。本体はベージュにして、よだれパッドは柄物にして遊び心を足しました。

正直な話:低月齢のころは、怖くて使えませんでした

ここからが本題です。産後、いざ小さな息子に着けようとしたら——できませんでした。

装着の手順が難しいというより、怖かったんです。足を広げさせるときに「足を折ってしまったらどうしよう」「脱臼させてしまったら」「使っている間に変な方向に曲がって痛くなっていたら」。ふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこ紐に収める作業が、当時のわたしには恐怖でしかありませんでした。

いま振り返ると、あの時期はどのメーカーの抱っこ紐を買ってもうまく着けられなかったと思います。道具の問題ではなく、わたしと息子の準備の問題でした(仕様上は新生児から使えます)。だからわが家は、低月齢のうちはスリング、その後はラップタイプと、月齢に合わせて別の抱っこ紐でつないできたわけです。当時のわたしに教えてあげたい。大丈夫、半年後の君はバス停でひょいひょい着けているよ、と。

半年過ぎて、急に「頼れる1本」になった

変化は息子の成長とともに来ました。使えるようになった理由は3つあります。

  • 少しくらい触っても「壊れそう」ではなくなった(あの恐怖心がなくなった)
  • 足がうまく広げられるようになった
  • 首と腰がすわって、装着中に片手で短時間支えられるようになった

この3つが揃ったら、産前に惚れ込んだ「しっかり支えるのに軽い」という良さが、ようやく全部活きてきました。

いちばん助かっているのはバスです。わが家はベビーカーのままバスに乗るのはハードルが高いと感じていて、バス停に着いたらわたしが息子を抱っこ、夫がベビーカーと荷物を担当するスタイルにしています(そのまま乗る場合は運転手さんに伝える必要があるようです。正直、それが一番ハードル高いかも笑。ルールは事業者によって違うので確認を…)。このとき、ひょいっと抱き上げて片手で支えながら装着、2〜3分で調整まで完了できるのがOM-1なんです。

日常でも出番は多くて、ベビーカーを出すほどでもない距離のお宅訪問はOM-1でさくっと往復。抱っこ紐で少し遠出するときや、長めに歩くときもOM-1です。しっかり支えてくれるのに軽いので、歩く日ほどこれを選びます。外出中に眠くなった・ぐずったときも、さっと装着できる安心感があります。「外出先の抱っこに一番付けやすく、歩く日に一番頼れる」——これが8個の抱っこ紐を使ってきたわが家の、OM-1の定位置です。逆に、家の中では今は使っていません(おうちの寝かしつけはエアリコの担当です)。わが家の抱っこ紐たちは、完全シフト制で働いています。

腰サポートは「絶対使って」。オプションの正直レビュー

大事なことをひとつ:腰のサポートは本体に付属しています(取り外しができるタイプ)。そして、これは絶対に使ったほうがいいです。外すとただのベルトが腰に当たるだけで「腰で支える」ができません。あるとないとでは体重の支えられ方が全然違います。

別で買ったオプションの感想も正直に。

  • よだれパッド:リバーシブルで、裏側は自然なコットンの色。わが家は抱っこ紐本体をシンプルカラーにしたので、パッドは柄物を選びました。組み合わせを楽しめるし、気分で裏返せるのがいい。オーガニックコットン製で、赤ちゃんの顔に直接触れる可能性があるものだから、素材も安心でした
  • ヘッドサポート(よだれカバー一体型):首すわり前の不安定な時期用に買ったのに、その時期は抱っこ紐自体が使えなかったので出番なし(今思えば、練習して使えばよかった…)。9ヶ月の今から使おうかとも思いましたが、これから暑くなる季節なので見送りました
  • 収納カバーは買っていないのですが、コンパクトに収納して持ち運べるので、買ってもよかったかもと思っています

お値段の正直な話

わたしが購入した2025年時点と、現在(2026年7月)の税込価格はこうです(2026年5月末に値上げがあったようです)。

品目わたしの購入時(2025年)現在
OM-1本体(Mesh・LatteBeige)27,500円31,400円
ヘッドサポート2,915円3,450円〜
よだれパッド2,200円2,680円〜

(価格は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください)

値上がりはしましたが、日本製で、この作り込みでこの価格なら、わたしはむしろ良心的だと感じています。長く毎日使うものなので、ここは値段より相棒としての信頼で選んでよかったと思っています。

買った人はぜひ:無料の「画像で装着アドバイス」

sun&beachには購入者特典として、装着写真を送ると、ベビーウェアリングを学んだ専門スタッフがメールでフィッティングをアドバイスしてくれるサービス(無料)があります。

実はわたしはまだ使っていないのですが、最近、5人のお子さんを持つ知り合いが「抱っこ紐の付け方が…!」と言って一度直してくれたことがあって、そのときびっくりするほど抱っこが楽になったんです。でも自分で着けると「これで正しいのかな?」とわからなくなる。正しく装着するのって、意外と難しいんですよね。だからこの特典、近々使ってみようと思っています。購入された方はぜひ一度試してみてください。フィットすると、本当に赤ちゃんが軽く感じます。

夏のメッシュ、正直どう?

赤ちゃんの背中に当たる部分がメッシュになっていて、ペラペラではなく7層のしっかりした生地です。赤ちゃん側は多少涼しいのかもしれません。外は暑いし親子で密着するので、抱っこしている大人は暑いままですが(笑)。対面抱っこはお腹同士、前向き抱っこはお腹と背中がくっつくので、汗でびしょびしょになります(これは抱っこ紐全般に言えることかもしれませんが)。

ただ、汗が染みてもすぐ乾くのは実感していて、そこはメッシュを選んでよかった点です。

ちょっと面倒、でも安心な「落下防止ベルト」

OM-1には、お腹周りに落下防止ベルトが付いています。正直、着け外しに少し時間がかかる、いちばん手間なポイントです。ただ、ベルト自体はマグネットで装着できるので、慣れてくれば早いですし、これは裏を返せば安心の仕組み。メーカーによって考え方が分かれるところのようなので(お店で「差別化ポイント」と説明されました)、気になる方は店頭で確認してみてください。

夫とは共用しませんでした(わが家の場合)

ベージュを選んだのは、もともと夫が主に使う想定だったから。でも実際は外出時の抱っこはわたしの担当になり、夫はほぼ使っていません。

OM-1はウェストベルトを使う人の体型に合わせて調整するので、夫婦で共用すると毎回調整し直しが発生します。調整の手間を許容できれば共用も可能ですが、わが家の抱っこ紐は、夫専用・妻専用に分かれているものがほとんどです。わたし専用でOM-1、夫はエアリコ。結果的にこれが快適です。

向いている人・じっくり検討したほうがいい人

向いている人

  • しっかり支えるタイプがほしいけれど、1kg級の重さは避けたい人(約550gは正義です)
  • 日本製・日本人の体型設計がいい人。小柄さん・細めのママには特に
  • 外出先でさっと着けたい人(首すわり後は本当に速い)
  • 人と被らない、可愛い柄の抱っこ紐がほしい人
  • フィット感を大切にしたい人。フィットすると本当に赤ちゃんが軽く感じます(無料のフィッティングアドバイスも心強い)

じっくり検討したほうがいい人

  • 新生児期から1本でバリバリ使いたい人。わたしは怖くて使えませんでしたが、これはわたしの問題で、低月齢から上手に使っている方もたくさんいます。不安な人は装着アドバイスを活用しつつ、スリング等との使い分けも視野に
  • 夫婦で1本を共用したい人。調整の手間を許容できれば共用も可能です(わが家は各自1本に落ち着きました)

買い方のメモ(実店舗と公式サイト)

実店舗は神奈川県の逗子にあります。海が近いので、行ける方は観光がてら立ち寄ってみてください(テレビ番組「ぶらり途中下車の旅」でも紹介されたそうです。そのときの様子はこちら(公式Instagram))。最近は関東圏のママ向けイベント(マタニティフェスティバル等)にも出展されていて、直営店以外で試着できる機会も増えているようです。

店舗に行けない方は公式サイトで購入できます。実務的なメモを2つ:

  • 人気で売り切れ・予約商品になっていることがあるので、必要な時期が決まっている方は早めの購入がおすすめです(わたしのときもそうでした)
  • 2万円以上の購入で送料無料なので、オプションを後から別便で買うより、本体と一緒に買うほうがお得です

まとめ:「1本目」は、親子が育つのを待ってくれる1本だった

  • 産前に選んだ1本目は、低月齢のころには使えなかった。でもそれは道具のせいではなく、親子の準備の問題だった
  • 首と腰がすわった今、軽さ×日本製のフィット感で外出・徒歩の日のエース
  • 腰サポート(付属・取り外し可)は絶対に使って。無料のフィッティングアドバイスもぜひ

抱っこ紐5種類8個の全体の使い分けは、こちらのまとめに書いています。

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