はじめてNunaのベビーカーを見たのは、バスの中でした。新生児くらいの赤ちゃんを乗せたママが乗ってきて、思ったのは「めちゃめちゃ大きいなぁ!」(笑)。これは大変かも、と思いました。
でも、買いました(笑)。
わが家は車を持っていない、家のまわりはガタガタ道が多い、という環境で、Nunaのイクサネクスト(IXXA next)を里帰り先で新生児ごろから、そして自宅に戻り約8ヶ月使ってきました。この記事では、いいところも気になるところも、点数までつけて正直に書きます。比較されることの多いサイベックスのメリオカーボンとのスペック比較表も載せますね。
わが家がイクサネクストを選んだ決め手
Nunaは実機を見られるお店が少ないので、まずは赤ちゃん用品店で有名どころのA型をいろいろ見ました。最近はどのメーカーもデザインが可愛くて畳みやすくて、各社頑張ってるなあという印象。その中でイクサネクストに決めた理由はこうです。
- ゆったりした作り。少し大きくなってもゆったり座ってもらえる。もともとB型を買わず長く使うつもりでいました
- ガタガタ道でも操作性が良い。4輪それぞれシングルタイヤ。Nunaは石畳の多いオランダ生まれのブランドで、荒れた道でも歩きやすく作られていると聞き、実際わが家の近所のガタガタ道でも本当に楽です
- 片手で畳める。背もたれを一番前に倒して、折りたたみベルトを持って上にバッと引き上げるだけ
- デザインがとても可愛い。人と被りにくいのも決め手でした
色は、フレームがローズゴールドの「リベットローズ」を選びました。座面とキャノピーは黒で、おとなしめのローズゴールドとの組み合わせがとても高級感があって、夫と意見が一致した数少ない買い物です(笑)
8ヶ月使った総合評価:10点中7点
正直に点数をつけると、7点です。値上げ(後述)を反映すると6点になってしまうかもしれません(笑)
減点の一番の理由は、リクライニングを上げたときに姿勢が崩れやすいこと。これは買う前に気づけなかった盲点で、対策としてクッションを買った話はこちらの記事に詳しく書きました。
それでも7点つけているのは、日々の「押して歩く」体験が本当に良いからです。
ここが最高だった5つ
① 走行性。ホイールにサスペンションが入っていて、段差やガタガタ道でもスムーズ。重心が安定していて小回りも効きます。売り場によってはガタガタ道・改札・芝生を歩き比べられるコースが用意されているお店もあるので、実機を見に行くならぜひ歩き比べてみてください。話に聞いていた以上の差を、わたしは8ヶ月ずっと感じています。
② 片手で畳める。リクライニングを前に倒したら、あとはベルトを引き上げるだけ。車なしで、ひとりで息子を連れて出かけることもあるわが家には、これが本当にありがたい。
③ 座面下の収納力。耐荷重10kg。お出かけセット(おむつ・おしりふき・ミルク・タオル)を入れた大きめのマザーズリュックが余裕で積めて、買い物したらスーパーの大きな袋2つくらいは乗ります。スーパーのカゴがそのまま入るくらいのサイズ感なので、マイカゴ派の人はすごく楽だと思います。車なし生活だと荷物が増えがちなので、ここは本当に素晴らしい。
④ ブレーキが楽。後輪の手前にあるストッパーを片側1箇所踏むだけでロックがかかります。左右2箇所をロックする機種と比べると、地味だけど毎回のことなので楽です。
⑤ 付属品が充実。レインカバーと、チャイルドシート接続用のアダプターが最初から付属しています。トラベルシステムを使う人にはうれしいポイントです(わが家は今のところ未使用ですが)。
正直、ここは気になる4つ
① 重い。本体約6.5kg。単体で持ち上げるとずっしりします。押している分には走行性の良さでまったく気になりませんが、玄関まわりに段差がある家などでは出し入れが少し手間です。
② 幅が広い。幅55cmで、メリオカーボン(49cm)より6cm広め。私鉄数社とJRの改札で通れなかったことはありませんが、かなりギリギリです。コツは、広い改札がない駅では、改札に対してまっすぐ進入して、ある程度突っ込んで「通れそう」と確かめてからICをタッチすること。数回やればすぐ慣れます。あと、ドリンクホルダーを付けたままの改札は難しいので、わたしは外しています。お店では、すれ違いが厳しそうな狭い通路には攻めていきません(笑)
③ リクライニング時の姿勢崩れ。前述のとおり。クッションで対策中です。
④ 値上げ。わたしは約9万円で購入しましたが(楽天のショップでポイント9倍・約1万円分の還元があってお得でした)、2026年に入って値上がりし、現在の定価は99,000円です(価格はいずれも購入時点・執筆時点のもの)。比較対象のメリオカーボンは据え置きなので、価格差は広がっています。
ちなみに、最初はベビーカー拒否でした
余談ですが、生後3〜4ヶ月のころ、ベビーカーに乗せてお散歩に行こうとするとギャン泣きされていました。「奮発したのにベビーカー拒否だわ…」と落ち込みましたが(笑)、ちょうど冬の寒い時期だったので、たぶん寒いのが嫌だったんだと思います。寒さが和らぐころには嫌がらずに乗ってくれるようになり、今では少し歩くと寝てくれます。同じように悩んでいる方、季節のせいもあるかもしれませんね。
メリオカーボンとの比較表
検討時に一番比べたサイベックスのメリオカーボンと、公式スペックを並べます(2026年7月時点。最新は各公式サイトでご確認ください)。メリオはわたしは使ったことがないので、スペックとお店で見た印象ベースです。
| 比較項目 | Nuna イクサネクスト | サイベックス メリオカーボン |
|---|---|---|
| 使用可能期間 | 新生児〜体重22kg | 生後1ヶ月〜3歳頃 |
| 本体重量 | 約6.5kg | 5.9kg(付属品除く) |
| 走行時サイズ | 幅55×奥行95.5×高さ108cm | 幅49×長さ82-91×高さ96.5-107cm |
| 収納時サイズ | 幅55×奥行40×高さ75cm | 幅49×長さ54×高さ69cm |
| 座面の高さ | 56.5cm | 52cm |
| リクライニング | 3段階(上120°・中135°・下170°) | 4段階(107°・123°・139°・166°) |
| ハンドル高さ調節 | 3段階 | 3段階 |
| 収納カゴ | 耐荷重10kg | 耐荷重5kg(約38L) |
| ベルト調整 | マグネットバックル(着脱がしやすい) | ワンプルハーネス(引くだけで長さ調節が楽) |
| ストッパー/ブレーキ | 後輪ストッパー(片側1箇所を踏むだけ) | リンクブレーキ(1箇所踏むと左右の後輪が同時にロック) |
| 片手開閉 | 可能 | 可能 |
| 保証期間 | 1年 | 2年 |
| メーカー希望価格(税込) | 99,000円 | 74,690円 |
(両対面・4輪・トラベルシステム対応は共通です)
選び方のわたしなりの整理はこうです。
- コスパ重視ならメリオカーボン。約2万円の価格差は大きいです(とはいえ、今後は他のメーカーも値上げしていくんじゃないかな、とは思います)
- 長く・ゆったり使いたいならイクサネクスト。体重22kg(4歳頃)まで使えるので、「腰がすわるまでA型、その後B型に買い替え」の予定がない人・B型を買わずに1台で通したい人には特におすすめです。カゴの耐荷重10kgも効いてきます
- お店で国内メーカーのA型(ハンドルを持ち替えて対面切替できるタイプ)も見ましたが、ハンドルを持って揺らすと遊びが大きく、わたしには少し不安定に感じられてやめました。イクサネクストとメリオはどちらも許容範囲でした(あくまでわたしの感覚です)
正直に言うと、1人目育児のわたしは「3〜4歳のときにどんな使い方をしているか」がまだわかりません。B型バギーを買い足すかもしれないし、クッションで頑張ってイクサネクストを使い続けるかもしれない。だからこそ、どちらが正解かは「何にこだわるか」次第だと思っています。
まとめ:ガタガタ道と車なし生活の相棒
- 走行性・片手畳み・収納力は文句なし。ガタガタ道が多い地域、車なし生活には特におすすめ
- 重さ・幅・姿勢崩れ・値上げは正直気になる。改札はコツでクリアできます
- 点数は7点。でも押して歩くたびに「これにしてよかった」と思える7点です
姿勢崩れ対策のクッションの話はこちら、夏の暑さ対策でベビーカーに付けているファンシートの話はこちらにまとめています。使い続けての変化があれば、また追記しますね。
「そもそもA型1台でいける?B型は必要?」という台数の考え方は、こちらにまとめました。→ A型ベビーカー1台でいける?車なしわが家の選び方と、B型を「まだ買わない」と決めた理由


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