息子を抱っこして家の中の階段を上り下りするとき、もっと安全にできないかな。ぐずった息子をさっと抱っこしてあやしたいけど、重くなってきて素手で長く抱っこするのはつらい…。
わが家がヒップシートを検討し始めた理由は、この2つでした。特にころころ寝返りをするようになってからは、夫がバッテン型の抱っこ紐エアリコを装着するのがどんどん難しくなって(着けている間に息子は脱走準備完了)、「ヒョイと抱き上げて座らせるだけ」のヒップシートに助けを求めたんです。
選んだのはPOLBAN ADVANCE(ポルバン アドバンス)。この記事では、生後8ヶ月半から使ってわかった正直なデメリットを先に全部書いて、それでも買ってよかった理由と、5種類を試着して選んだ決め手もお伝えしますね。
先に結論:デメリットは4つ、それでも買ってよかった
わたしが感じたデメリットはこの4つです。
- 長時間の抱っこは腰にくる(これはヒップシート全般に言えること)
- 腰まわりにベルトを巻くので汗がつきやすい(これもヒップシート全般に言えること)
- 折りたためないので、かさばる。手持ちのカバンには入らない(腰で支えるタイプのヒップシート全般に言えること)
- 腰ベルトのマジックテープが、ベルトの太さに対して細めで少し心もとない
それでも、寝かしつけとお散歩でほぼ毎日活躍しています。「抱っこしてほしい、やっぱり自分で歩きたい、抱っこしてほしい、下に降りたい」のループが来る歩き始め以降は、もっと出番が増えると確信しています。
わが家がポルバン アドバンスを選ぶまで
ヒップシート自体は、歩き出したら例のループが始まって絶対に必要になると思っていたので、息子が生まれる前から「いつか必ず買う」と決めていました。
赤ちゃん用品店で試着したのは5種類。ミキハウス×ポグネーのヒップシートキャリア、Baby Me ベーレン、テラスベビー DaG2、そしてポルバンのベーシックとアドバンスです。第一候補は実はミキハウス×ポグネー。口コミがよく、抱っこ紐部分も付いているタイプだったからです。あと、デザインがかわいくて好きでした笑
試着は「わたしが候補を選んで、夫が着る」という分業スタイル。夫はマネキン担当です。夫が早く欲しがっていたからなんですけどね。笑 比べた結果、いちばん安定感があったのがポルバン アドバンスでした。決め手はこのあたりです。
- お尻を乗せる台が大きすぎず小さすぎず、滑り止め付き。ヘリが盛り上がっていて落ちにくそうだった
- 幅広の腰ベルトが赤ちゃんの体重を分散してくれる設計で、信頼できそうだった
- 赤ちゃんの背中を支えるシングルショルダーが付属している
- 選んだモデル(正式名称は「POLBAN ADVANCE SINGLE SHOULDER SET ピトレスク × ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」。長い!)は、少し軽めに作られているのも決め手でした
ヒップシートには腰に台を乗せるタイプと、スリングのような肩タイプがあります。わが家は、「抱っこ」と「降りたい」を高速で繰り返す時期にさっと乗せ降ろしできる腰タイプ一択でした。
公式の対象月齢は7ヶ月頃〜36ヶ月頃、腰がすわってからが目安です。購入したのは息子が8ヶ月半のとき。メルカリでシングルショルダー付きのネイビーを6,500円で買いました。ちなみに公式で買ってメーカーページで延長保証登録をすると、保証が購入日から3年間に。わたしはフリマで買いましたが、3歳頃まで使えるなら公式で新品もありだなと思いました。
わが家が使っているのは、こちらのピトレスク×ユナイテッドアローズとのコラボモデルです👇
シングルショルダーが不要な方や、定番カラーで探したい方はこちらもあります👇
デメリットを詳しく:いちばんの注意は「腰」
長時間使うと、腰にくる
ポルバン アドバンスは腰で体重を支える構造です。肩でも支える普通の抱っこ紐との違いに、正直びっくりしました。長時間の抱っこは、めちゃめちゃ腰にきます。
ここで大事な前提をひとつ。わたしは産後から腰痛持ちで、整体では毎回「反り腰だね」と言われるタイプです。先日は素手で息子を抱っこ中に腰を反ったら「バキッ」といって、整形外科でレントゲンまで撮りました(幸い骨は無事で、筋を痛めたのだろうとのこと)。ヒップシートのせいではないものの、そういう腰なので負担の差には敏感なんです。
ママ友にも「ヒップシートで腰を痛めた友達がいる」と聞きました。わが家では夫にも「お腹に力を入れて、腰だけで支えないでね」と何度も伝えています。腰に不安がある方は、使う時間を短めに区切るのがよさそうです。
汗はつく。でも洗濯は意外と大丈夫だった
腰に巻くものなので、けっこう汗がつきます。今はメインで使っているのが汗かきの夫なので、「洗濯しないとわたし使えないんだけど??」という状態になりがちです(笑)。夏は暑いです。冬はあったかくていいか!と思うことにしています。
洗濯は、うれしい誤算でした。本体は洗いづらいと思い込んでいたのですが、座面下のジッパーから発泡芯材を取り出せば、洗濯機の弱水流で洗えるとのこと。シングルショルダーも外しやすくて洗濯は簡単。夫の汗問題、解決の道すじが見えました。
折りたためない&マジックテープが細め
お尻を乗せる台は折りたためないので、かさばります。手持ちのカバンに入れて持ち歩くのは難しいサイズ感です。
それから、腰ベルトはマジックテープで留めた上からバックルで固定する二重構造なのですが、マジックテープがベルトの太さに対して細めで、少し心もとない印象があります。バックルがあるので実用上は困っていませんが、もう少し太いと安心かなと思います。
それでも買ってよかった理由
最初に使った日、「お尻を乗せるだけでこんなに楽に抱っこできるのか」と感動しました。素手の抱っこだと、2〜3分が限界ですからね。
うれしい誤算は前向き抱っこ。最近の息子は周りの様子が気になるお年頃で、向かい合わせより前向きのほうが楽しそうです。普通の抱っこ紐では試せていなかったのに、ヒップシートだと簡単にできました。息子、景色を独り占めしてご満悦です。
そして付属のシングルショルダー。台の下のポケットに収納されている、斜めがけで赤ちゃんの背中を支えるサポーターです。手の力だけに頼らずにすんで、転落の心配がかなり減ります。長さはひもを前に引っ張るだけで調整できて楽なので、わたしは毎回着けています。ヒップシートの中には付いていないタイプもあるので、選ぶなら付属するものがおすすめです。
収納力も地味にありがたいポイントです。座面の下が大きめのポケット(公式によると約2.2L)になっていて、おむつやおしりふきくらいの荷物なら入ってしまいます。近所へのお出かけなら、これ1つで手ぶら感覚です。ベルトのサイドポケットにケータイをさっと入れられるのも便利です。
いま活躍しているのは、ちょっとしたお散歩と夫の寝かしつけです。たたんであるベビーカーを出して、おもちゃやケープを着けて、帰ったら全部外してたたんで…という手間を考えると、「さくっとお散歩」にはヒップシートのほうが断然気軽でした。
まとめ:デメリットを知ったうえでなら、頼れる相棒
ポルバン アドバンスのデメリットは、腰への負担・汗・かさばり・マジックテープの細さの4つ。特に腰は、わたしのように産後の腰痛がある方は使う時間に気をつけてほしいポイントです。
向かない人もいます。腰ではなく肩で支えたい人、かさばらず持ち運びやすいヒップシートがほしい人には、スリングのような肩タイプのほうが合いそうです。
それでも、装着が苦手な夫でもヒョイと抱っこできて、前向き抱っこもできて、シングルショルダーで安心感もある。わが家では買ってよかった育児グッズです。
生後9ヶ月の今はまだ「バリバリ使いこなしている」とは言えませんが、歩き始めの抱っこループ期に向けて、これから本領発揮してくれると思っています。その頃にまた、使用感を追記しますね。

コメント