「ベビーカーは1台を長く使えたら、そのほうが経済的だよね」
そう思って、最初の1台は少し奮発しました。選んだのは、ヌナのイクサネクスト。B型は買わずに、このまま長く乗ってもらうつもりだったんです。
ところが、息子が1歳になって、わが家に2台目のベビーカーがやってきました。アップリカのヴィット AB(Aprica Viit AB/2026年モデル)です。
きっかけは、息子の座り姿勢が気になったことと、電車やバスでの移動をもう少し楽にしたかったこと。リベルとも迷い、重さには妥協して決めました。
まだ使い始めて約1週間。よかったところも、買った後に「あれ?」と思ったところも含めて、今の本音を残しておきます。
B型はいらないと思い、最初の1台を奮発した
赤ちゃん用品って、いろいろお金がかかりますよね。だからわたしは、ベビーカーを何台も買うより、1台を長く使えたらいいなと思っていました。
イクサネクストは荷物がたくさん入るし、操作性もとてもよい。子どもの体重22kgまで使えるので、「これなら、このままいけるだろうな」と考えていたんです。
押して歩くときは、重さもあまり気になりませんでした。荷物を入れてのお出かけでも、収納の広さにずいぶん助けられてきました。
なので、B型が欲しくなったときも、すぐに買おうとは思えなくて。長く使うために選んだ1台ですし、まずは今あるもので何とかできないかな、と考えていました。
イクサネクストの押し心地や気になった点は、8ヶ月使った実機レビューに詳しくまとめています。
買おうと思ったきっかけは、座り姿勢と持ち運び
クッションも試しながら、長く使う方法を探していた
イクサネクストで気になっていたのが、背もたれを起こしたときの息子の姿勢でした。座っているうちに姿勢が崩れて、わたしの目にはしんどそうに見えることがあったんです。
そこで、社外品のクッションも試しました。これもよかったので、工夫しながら使い続けたい気持ちはありました。そのときの経緯は、姿勢が気になってクッションを買った話に書いています。
一方で、以前、保育園の見学先で別のベビーカーに乗せてもらったことがありました。たぶんアップリカのB型だったと思うのですが、機種までは覚えていません。
そのとき、息子の腰がすっと収まって、姿勢がよく見えたんです。イクサネクストに乗っているときとの違いに、びっくりしました。
あのときの感動を、もう一度味わいたい。そんな気持ちも、B型を考えるきっかけになっていました。
息子を抱っこして、ベビーカーも持つのは大変
もうひとつは、わたしが持ち運ぶときのこと。
息子と電車に乗ることがあり、もう少し小さくて軽かったら助かるなあと思っていました。イクサネクストは押しているときは快適でも、持ち上げるとやっぱり重いんですよね。
以前、ひとりで息子を連れてバスに乗ったときも、抱っこした状態でベビーカーを扱うのがとても大変でした。できれば少しでも軽くしたい。その気持ちは、かなりありました。
リベルと比べて、ヴィットABを選んだ理由
赤ちゃん用品店では、サイベックスのリベルとヴィットを比べました。
売り場には、ガタガタ道や芝生、改札を通る感覚を試せるコーナーがあって、両方で通ってみました。そこでの印象をまとめると、こんな感じです。
| 比べたところ | リベル | ヴィット |
|---|---|---|
| 押し心地 | わたしはこちらのほうが軽く、スムーズに感じた | 操作しやすく、試乗コースでも大きな差は感じなかった |
| 息子の座り姿勢 | 少し左右にずれる様子があった | 試乗中は特にずれが気にならなかった |
| 折りたたみ | 以前、店員さんの実演でかなり小さくなるのを見た | ハンドルのスイッチとボタンで、簡単にたためるのがよかった |
※わが家の店頭での印象です。今回、リベルの折りたたみ操作は試していません。
押し心地だけなら、わたしは少しリベル寄り。でも、息子の座り方を見て、夫はかなりヴィット推しでした。
リベルの小さくたためるところも魅力的でしたが、わが家では、そこまで小さくなることは求めていませんでした。それよりも、ヴィットのさっとたためる操作がよかったんです。色は、どちらもかわいかったです。
重さは妥協。ほんとうは3kgくらいが理想だった
正直、2台とも「意外と重いな」と思いました。持ち上げた感覚では、イクサネクストから劇的に軽くなる感じはなくて。
ヴィット ABの公式重量は、肩ベルトカバーとフロントガードを除いて5.6kg。わたしが欲しかった3kg前後の軽さとは差があります。アップリカ公式の商品情報で確認できます。
じつは買う直前まで、B型ベビーカーとバギーをひとまとめに考えていました(笑)。調べているうちに、もっと軽く、シンプルな作りの候補も気になってきたんです。
Jeepのバギーも、車輪がしっかりして見えて候補になりました。ただ、わたしが見ていたものは背もたれが布1枚のように見えて、少し長く乗るときの居心地はどうなんだろう、と迷いました。こちらは実際には使っていません。
軽さは欲しい。でも、座った様子や押しやすさ、たたみやすさも大事。迷った末に、わが家はヴィットを選びました。
購入価格は約33,000円。わが家が購入したときの金額なので、現在の販売価格とは異なる場合があります。
約1週間使って、よかったことと気になること
たたんで持ちやすいと、出かける気持ちが少し楽になる
走行中は、あまり引っかかる感じもなく、今のところまあまあ快適です。
それ以上に感じているのが、たたんだ後の持ちやすさ。折りたたみが楽なので、お出かけの心理的なハードルが少し下がった気がします。
イクサネクストも、たたむ操作そのものはとても簡単でした。ただ、たたんだ状態で持つところが細く、運ぶときに重さを感じていたのかもしれません。
ヴィット ABは、たたむとフロントガードを持って運べます。わたしには、その持ち方が安定して感じられました。重さの数字だけではわからない違いもあるんですね。
なお、フロントガードを持って運べるのは、公式でも折りたたみ時のみ。左右ともロックされていることの確認が必要です。公式の持ち運び案内
夕日など、低い角度の日差しは避けづらい
気になるのは、日よけの幌です。わたしの感覚では、もう少し下まで覆ってほしいところ。
夕日など、低い角度から差し込む光は避けづらく感じました。普段出かける時間帯によっては、気になる点かもしれません。
座り姿勢は、買った後もまだ確かめている途中
ここは、正直に書いておきたいところです。
試乗したときは特にずれなかったのですが、購入後、社外品のクッションを付けて少しお散歩に行くと、息子の体が左右にずれてしまいました。
なので、今はまだ「ヴィットにしたら姿勢の悩みが解決した」とは言えません。クッションなしでの様子も、これから確かめたいと思っています。
クッションが原因かどうかも、今の段階ではわかりません。社外品の適合や安全性は見た目では判断できないので、取扱説明書やメーカーの案内を確認する必要があります。
イクサネクストには、しばらく休んでもらう予定
イクサネクストはきれいに洗って、いったん保管する予定です。
ただ、荷物を置ける広さは、やっぱりイクサネクストが頼もしい。大きな荷物を一緒に持っていくときは、また出番があるかもしれません。
今のところ、2台を日常的に使い分けているわけではなく、まずはヴィットを使ってみているところです。
B型が必要かは、今の1台で困る場面から考えてよかった
「1台を長く使いたい」と思っていた気持ちも、そのためにイクサネクストを選んだ理由も、ちゃんとありました。
それでも実際に暮らしてみると、息子の座り方が気になったり、抱っこしながら持ち運ぶ大変さを感じたり。購入前には決めきれなかったことが、少しずつ見えてきました。
わが家がB型を買ったのは、1歳になったからというより、そういう具体的な困りごとがあったからです。
ヴィットも、理想どおりの軽さではありません。姿勢もまだ様子を見ている途中です。それでも、たたみやすく、持ったときに安定して感じることは、今のお出かけを少し楽にしてくれています。
わたしは、押して歩くところだけでなく、たたむ、持ち上げる、息子を座らせてみるところまで比べてよかったと思っています。
B型を買うか迷っている方に、わが家が考えを変えた経緯が、ひとつの判断材料になればうれしいです。


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