1歳のバースデーフォトの日。楽しみな気持ちより、離乳食とミルクとお昼寝の心配が勝っていました。
撮影は11時から。ちょうどいつものごはんの時間に重なります。当日は雨だし、知らない場所で知らない人に撮られて、息子は泣かないだろうか。写真の仕上がりより先に、無事に終えられるかを心配していました。
実際の息子は、最初は見事な仏頂面。途中で少し泣きましたが、後半には笑顔も見せてくれました。
この記事では、初めての撮影であたふたしたこと、スタッフさんのあやし方に驚いたこと、実際にかかった金額まで正直に書きます。
「比較して決めます」と書いたのに、比較しませんでした
1歳の誕生日準備の記事で、わたしはこう書きました。
料金や仕上がりを比較して決めたら、それもまた記事にしますね。
先に白状します。他のスタジオとの比較は、結局しませんでした。近くて、評判がよくて、値段も払える範囲。それで十分だと思ったからです。
決め手は「近さ」でした。息子はまだ離乳食とミルクの時間の調整が難しく、外出先ではミルクをなかなか飲んでくれません。機嫌が崩れたとき、早めに家へ帰れる距離であることが、わが家には大切でした。
スタジオを知ったのは、地域のパパママが集まるオープンチャットです。何度かおすすめされているのを見かけ、Googleマップの口コミも確認しました。
撮影を終えたいま振り返っても、口コミと近さを優先してよかったと思っています。
背中を押したのはママ友の一言です。「1歳の誕生日が秋なら、七五三シーズンと重ならないほうがいいよ」。それを聞いて、思い立ってすぐ予約サイトを開きました。撮影の1か月ほど前です。
ネットですんなり予約できました。ただ、思ったより定休日が多かったので、撮りたい時期が決まっているなら、早めに空きを見ておくと安心だと思います。
ミルクとお昼寝を調整して、撮影へ
予約は11時からでした。いつもの時間どおりだと、離乳食とミルクが撮影中の時間帯に重なります。その日はミルクを少し早めに飲ませて出発し、撮影後までは食べやすいおやつとお茶でつなぐことにしました。
お昼寝は、家を出る直前にギリギリ20分ほどできました。「これでなんとか頑張ってもらおう」という気持ちで出発です。
持ち物は普段のお出かけセットに加えて、撮影で一緒に写したい私物を3点。知らない場所と大きなカメラに驚くかもしれないと思い、いつものおもちゃも何個か入れました。
着替えは、すっかり忘れていました(笑)。息子の衣装はスタジオで借りる予定だったので、結果的には困りませんでした。
家を出たのは撮影の1時間20分ほど前。スタジオまでは30〜40分ですが、ちょうどよい時間のバスがなく、少し早めの出発になりました。
当日は雨。ミルクは早め、お昼寝は20分、着替えは忘れた。初めてのバースデーフォトらしく、すでに少しバタバタです。それでも時間に余裕を持って出られたことには助けられました。
最初は仏頂面。少しずつ笑顔が出てきました
スタジオには15分ほど前に到着しました。中を案内してもらい、撮りたい場面を相談して、衣装を確認して、おむつも替えて…。夫に息子を見てもらいながら説明を聞き、撮影開始までが本当にあっという間でした。
衣装は事前に公式サイトで選んでいました。ただ、画面で見た色味と実物の印象が少し違ったため、その場で別の衣装に変更。実物を見てから決められてよかったです。
撮影が始まったのは11時20分ごろ。息子は最初、まったく笑わず仏頂面でした。
最初に、わたしと夫が左右から手をつないで、息子がつかまり立ちをするポーズに挑戦しました。ところが、これはあまり好きではなかったようで泣いてしまいます。何度か試したあと、スタッフさんがすぐに座って撮るスタイルへ変えてくれました。
カメラマンさんとアシスタントさんは、アンパンマンやドキンちゃんのぬいぐるみで視線を引いたり、口でいろいろな音を出したり、高い声でたくさん褒めたり。泣いたときには音の鳴る絵本を持ってきて、別の方法を次々と試してくれました。
わたしは横で、「本当にさすがだなあ」と思っていました。
そのおかげか、後半になると少しずつ笑顔が見えるようになりました。爆笑とまではいかなくても、ちゃんと笑ってくれている。その瞬間は、ほっとしました。
人見知りや場所見知りで泣くことの多かった息子が、知らない人の前で楽しそうにしている。その姿に、思いがけず成長も感じました。
撮影は12時ごろまでの約40分間。終わったあとには、仮の写真をまとめたスライドショーも見せてもらいました。写真はお店側で選び、30カットのデータが1週間ほどで届く予定です。
その後、息子は抱っこひもの中で1時間弱ぐっすり。帰りのバスに乗るころまでほとんど寝ていました。きっと疲れたよね。最後まで頑張ってくれて、ありがとう。
かかった費用は3万円弱でした
選んだのは、子ども1人の衣装1着、背景1か所、データ30カットのプランです。家族写真もプラン内で撮ってもらえました。支払ったのは税込で3万円弱です。
安い金額ではありません。でも、30カットのデータと家族写真まで入っていて、追加料金もなかったので、わが家ではだいたい想定していた範囲でした。
撮影後にはアルバムなどのグッズも案内されましたが、追加購入はしていません。わが家はデータがもらえれば十分だと考えていたためです。
帰宅後にグッズを注文できるQRコードも受け取りました。写真を見てから欲しくなったときに考えられるので、その場で決めなくてよいのは気が楽でした。
わが家は衣装を1着にしました。本当は2着もいいなと思いましたが、ミルクや離乳食の時間が気がかりで、今回は負担の少ない内容を選んでいます。
予約したあとで、相場が気になって調べました
ここからは、わたしが利用したスタジオの話ではありません。予約してから「3万円弱って、相場としてはどうなんだろう」と気になり、料金を公開している全国チェーンの公式サイトも見てみました。
スタジオアリスの公式料金ページでは、撮影料は税込5,500円。衣装、着付け、ヘアセットなどが含まれ、写真やアルバムといった商品代は別になっています。
一方、スタジオキャラットの公式料金ページでは、撮影、衣装、データ、商品などを組み合わせたプラン制が案内されています。含まれる内容はプランによって変わります。
調べてみて困ったのが、同じバースデーフォトなのに、料金の見せ方がぜんぜん違うことでした。撮影料だけでなく、データの枚数や衣装数、家族写真、商品代まで見ないと、結局いくらになるのか分かりにくいんですよね。
わが家は、最初から30カットのデータが入ったプランだったため、追加購入なしで予算内に収まりました。たくさんのデータが欲しいのか、アルバムや台紙を残したいのか。先に決めておくと比べやすいと思います。
(料金とプランは2026年9月30日に各社公式サイトで確認しました。内容は変わる可能性があるため、予約前に最新情報をご確認ください)
撮影前に、もう少し考えておけばよかったこと
スタッフさんから「どんなポーズで撮りたいですか?」と何度か聞いてもらいました。でもわたしは、そこまで具体的に考えていませんでした。
唯一お願いしたのは、親が息子を高い高いして、息子だけがカメラを見るポーズです。インスタで写真を見ていたつもりでも、自分たちが撮りたい構図までは決めていなかったんですよね。
次に撮るなら、希望するポーズを2〜3個考えておきます。一緒に写す私物も、3点のうち何を優先するかもう少し吟味したいです。
もうひとつは息子の髪。伸びていたところを自分で適当に切ったまま撮影へ向かったので、もう少し整えてあげればよかったと思いました。
反省はありますが、プロにお願いしてよかった気持ちのほうが大きいです。セルフフォトも少し検討したものの、視線の引きつけ方や、泣いたときの切り替え方は、わたしたちだけではまねできませんでした。
持ち込んだものの中には、わたしと夫にとって、とても大切なものもありました。その事情はスタッフさんに伝えていません。それでも息子と一緒の写真をたくさん撮ってくれていたことが、すごく、すごくうれしかったです。
1歳の今を、ちゃんと残せてよかった
食事やミルク、お昼寝の時間がずれないか。人見知りで泣いてしまわないか。撮影前は、写真の仕上がりより当日を無事に終えられるかが心配でした。
撮影の合間にカメラのモニターを見せてもらうたび、「こんな表情もするんだ」とうれしくなりました。
完璧に準備できたわけではありません。着替えは忘れたし、撮りたいポーズもあまり考えていませんでした。ミルクとお昼寝の時間ばかり気にして、当日はずっと少しあたふたしていた気がします。
それでも、今しかない息子の表情をプロの写真で残せたことが、本当にうれしいです。撮影前に心配していたことまで含めて、1歳の思い出になりました。
スタジオ選びで迷っているなら、料金や写真の雰囲気だけでなく、赤ちゃんの撮影に慣れているか、家から無理なく行けるかも見てみてください。わが家には、その2つが大切でした。


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